WMSアウトソーシング
TENONのこだわり
テノン・システムコンサルティングは、複数の倉庫拠点を一元管理でき、SAP ERPをはじめとする基幹業務システムとの親和性の高い倉庫管理システム(WMS)を、IT設備とそのシステム運営を一括して行う、WMSフルアウトソーシングサービスとしてご提供します。
お客様の抱える課題
倉庫内物流業務のシステム化は、倉庫設備と一体となったソフトウェアで実現されてきたケースが散見されます。その結果、多くの企業では、倉庫管理システムに関し、基幹業務システムとうまく連携していない、倉庫ごとに別々のシステムが乱立し、管理が煩雑でオペレーションが統一されていないといった問題を抱えていると考えます。
課題解決のポイント
上述の課題を解決し、IT資産と人員の両面において、投資効率を最大化するためのポイントは以下と考えます。
- IT設備の観点で、拠点毎にバラバラであった倉庫管理システム(WMS)を信頼性・可用性・保守性の高い一つのシステムに統合すること
- ITオペレーションの観点で、新たなハブ組織を構築し、関係者の役割やコミュニケーションフローが入り組んだ状況を解消すること
サービスの概要
WMSアウトソーシングサービスは、倉庫管理業務におけるアプリケーション機能や、データセンター、ハードウエア、ネットワークといったIT設備をご提供する「アプリケーションサービス」とそのシステム運営をご提供する「運用サービス」の二つから構成されます。
アプリケーションサービス
WMSアウトソーシングサービスにおけるアプリケーションサービスでは、入荷、出荷、在庫、棚卸の主要業務機能と、そのマスタ管理機能に加え、自動倉庫連携、実績管理、BCP、システム管理機能といった多彩なアプリケーション機能をご提供しています。
運用サービス
WMSアウトソーシングサービスにおける運用サービスでは、トラブルシューティング、サービスマネジメント、システム機能改善・拡張の各種サービスで、お客様の日々の倉庫管理業務及びシステム運用をご支援すると共に、新規拠点への展開やアプリケーション機能の改善や拡張を強力にサポートします。
独自性・優位性
WMSアウトソーシングサービスは、以下のような独自性・優位性をもって、お客様の倉庫業務の効率化、品質向上、コスト削減に寄与します。
倉庫業務の効率性改善
- 出荷、入荷、在庫移動、棚卸といった主要倉庫業務を無線ハンディターミナルで検品可能とし、作業品質と作業能力向上に貢献
- ピッキング業務に関し、オーダ/トータル等の各種ピッキング方式に対応し、業務の効率化に寄与
- 平置倉庫のみならず、WCS(自動倉庫システム)とのデータ連携に対応し、多様な倉庫レイアウトに対応可能
- SAP ERPをはじめとする上位システムのビジネスプロセスとの一体化、リアルタイムなシステム連携を実現
倉庫管理システムのRAS(信頼性・可用性・保守性)向上
- 本番稼働サービスは、システムに障害が発生した場合でも、代替システムにサービス機能を自動的に引継ぎ、処理を継続できる可用性の高いシステムアーキテクチャーを採用
- BCP(事業継続)対策として、遠隔地にDR(災害復旧)用サービスの提供が可能
- ハンディターミナルの使用できない無線外エリアや、SAP ERP等の上位システムに障害が発生した際には、リストピッキングで業務継続可能
- SAP ERP等の基幹業務システムに求められる水準の監査証跡に対応し、システムログのみならず、ユーザ、項目、変更日等の変更履歴管理が可能
倉庫管理システムのTCO(総所有コスト)削減
- 複数の倉庫を一元集中管理できるアプリケーションアーキテクチャーをハイブリッドクラウドサービスでご提供することで、倉庫内でのシステム作業が不要
- 一元集中管理アーキテクチャーにより、全倉庫でのオペレーションの統一化が実現でき、新規倉庫の導入時におけるテスト・教育等のワークロードを削減
- 一元集中管理アーキテクチャーにより、システム運用の一元化が実現でき、バラバラなシステムのEOL(製品の販売終了、サポート終了)におけるシステム更改課題を解決
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