SAP運用保守サービス
TENONのこだわり
テノン・システムコンサルティングは、SAP ERPやSAP BOのシステム・業務両面に関する運用保守サービスをご提供します。トラブルシューティング、Q&A等サービスマネジメント、機能改善/拡張をサービス対象とし、一般的なヘルプデスク業務やソフトウェア製品保守業務では解決し得ない、セカンドレベルのサポート業務に注力します。
特に、グローバル企業における日本法人と海外本社・支社とのバイリンガルコンサルタントによるブリッジコミュニケーションでは、20社を超える実績を有しています。IT部門のサポート役として、ユーザ部門に寄り添い、顧客業務を「とめない」サービスを行うことをモットーとし、サービスをご提供します。
お客様の抱える課題
グローバル企業を中心に、SAPによる基幹業務システムの一元化、集中化が進む中、お客様は以下のような課題を抱えていると考えます。
- システムメンテナンスは、グローバルチームが一括して行っているが、業務停止が見込まれるような重大トラブル発生の際に、タイムリーな暫定対応策の提示やシステム復旧がなされない
- 新業務の発生、取引先の拡大、組織の統廃合、法改正等によりシステム改修要件が発生した際に、ユーザ部門だけでは、システム要件を整理し、言語の問題もあり、グローバルチームに的確に要件を伝達することができない
- IT部門は、日常運用におけるトラブルシューティング等のシステム運用業務から解放され、企画・管理業務に集中したい
課題解決のポイント
上述のような課題の解決に向け、以下のような要件を満たすセカンドレベルのサポートチーム体制を構築し、ユーザ部門とグローバルチームとのブリッジコミュニケーションを行うことが必要だと考えます。
- SAP標準機能への見識を有すると共に、顧客企業固有のSAPシステムを理解している
- 顧客企業の業界、業務への知見を有する、ないしはその習得に積極的である
- グローバル企業におけるITメソドロジーやコミュニケーションルールに明るい
- 日英でのビジネス・コミュニケーションを行える
- 業務停止の可能性があるような重大トラブル時に、顧客に寄り添い、復旧に取り組める
サービスの概要
SAP運用保守サービスは、以下の三つのサービスから構成されます。
トラブルシューティング
システム障害、オペレーションミス、取引先ミスに起因するシステムトラブルの復旧を行います。ユーザ部門からのインシデント報告或いは、システムからの障害通知に基づき、障害状況の把握、原因の特定、暫定対応策の立案、暫定対応の実行支援、恒久対応策の立案といった一連のタスクに取り組みます。グローバル企業においては、ユーザ部門を代行し、海外本社、支社との英語コミュニケーションを行います。
サービスマネジメント
システム運用に関するQ&A、新製品、新規取引先発生時等の対応支援、年末年始・GW・お盆等の長期休暇時における出荷日調整支援等、トラブルシューティング外のアドホックな問合せに対応します。ご要件に対するソリューションの立案を始め、ユーザ部門によるオペレーション実行時の支援を行います。
機能改善 / 拡張
新規業務の発生、新製品、取引先等による業務プロセスの変更、組織の統廃合、法改正等による、システム機能の改善や拡張のご要望に対応します。要件の確認・整理、ソリューションの立案、システムの実装、ユーザテスト支援、本番移行作業、本番稼働支援といった一連のタスクを行います。グローバル企業において、システム実装が海外本社あるいは海外支社で行われる場合には、該当チームへの要件の伝達、実装後システムの受入れ作業等を英語コミュニケーションで取り組みます。
独自性・優位性
SAP運用保守サービスは、以下のような独自性・優位性をもって、お客様のSAPシステムの安定稼働と、改善・拡張推進に寄与します。
- 創業以来30社超へのサービス提供実績とその知見の活用
- 20社を超えるグローバル企業への日英バイリンガルサポート提供経験
- リモートサービスによる柔軟な契約工数の調整
- SAP経験10年超のベテランスタッフを含むチーム体制
- SAPロジスティクス領域(SD、MM)における強み
- SAP周辺システム(EDI、EAI、WMS、BI、帳票、リベート計算等)連携における専門性
- 医薬品、医療機器、化学、アパレル等の業界・業務知見
- グローバル企業におけるITメソドロジーへの深い理解
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