BCP策定/DR対策
TENONのこだわり
テノン・システムコンサルティングは、ITに関わるビジネス・リスクを発生確率、緊急度、継続性、地理的範囲、事業重要性等の観点で分析し、想定されるケースを元にBCP(事業継続計画)策定をご支援します。
また、システム災害時に利用するDR(災害復旧)システム環境の準備・構築にあたっては、過剰な投資にならず、かつ、災害、障害時にも必須業務の継続ができることを両立させるべく、お客様毎に適した方策のご提案を行います。
お客様の抱える課題
昨今、様々な災害、犯罪、トラブル等によるビジネス・リスクは多様化し、実効性のある対策の準備が重要性を増しています。国内では東日本大震災の経験から、大規模自然災害による業務へのリスクインパクトが明らかとなり、IT設備を含めたビジネスプロセスのBCP検討が急務となっています。
課題解決のポイント
IT関連のBCP立案する際のポイントは、以下と考えます。
- 災害の種類、被害範囲、復旧対象の明確な定義
- 法規制やCSRの観点で企業として継続必須な業務の判断と優先順位付け
- 業務継続におけるボトルネックの把握
- 業務ごとの目標復旧時間の設定
- 暫定対応、仮復旧、業務回復、全面復旧、予防といったフェーズごとの目標設定
情報システムのDR対策におけるポイントは、以下と考えます。
- 想定する災害発生における被害個所と規模
- 業務継続のために必要なシステムと復旧時間制約
- DRシステム環境におけるサービスレベル
サービスの概要
テノン・システムコンサルティングは、創業以来、ミッションクリティカルな基幹業務システムの構築や運用を行ってきた実績・知見を活かし、以下のようなステップでBCP策定/DR環境構築に関するコンサルティングサービスをご提供します。
BCP策定
- 事業リスクや事業関連法令の把握
- 事業継続に対するインパクト分析
- 継続対象業務の選定と復旧目標設定
- BCP発動判定基準の設定
- BCP策定
- BCP検証、発動リハーサル
- BCP計画見直し
-
立上げ
- BCP準備組織の設立
-
事前調査
- 事業継続に対するインパクト分析
(重要度、緊急度) - 事業リスクや関連法令の把握
- 事業継続に対するインパクト分析
-
目標・基準設定
- 継続対象業務の選定と復旧目標の設定
- BCP発動判定基準の設定
-
計画策定・検証
- BCP策定
- BCP検証、発動リハーサル
-
計画見直し
- BCP計画見直し
(対象事業、リスク、実施計画、個別対策)
- BCP計画見直し
DRシステム環境構築
- 想定被害の規定と業務復旧目標の精査
- 対象システム範囲の確認と対策方針の検討
- DRモデルの検討と評価、選定
- DRシステム環境構築と運用手順策定
- 運用テスト・リハーサル・手順見直し
-
要件定義
- 脅威、リスク、想定被害の規定
- 業務復旧目標の精査
-
方針検討
- 対象システム範囲の確認
- 対策方針の検討
(強化or代替)
-
実現案決定
- DRモデル案の検討と評価
- DRモデルの選定
-
導入
- DR環境設計
- DR環境構築
- 運用手順策定
-
運用・評価
- 運用テスト、リハーサル
- 手順見直し
独自性・優位性
- 災害時に利用できるシステムインフラ面の整備にとどまらず、社内、社外ともに平常時とは異なる環境と体制の中で、必要とされる業務が滞りなく実行できる仕組みづくり
- 業務を継続させるための平常時のデータの保持、災害発生後の必須業務が確実に遂行可能なシステムインフラの準備、迅速な業務再開を実現するリカバリー作業の手順化等、災害時のBCP対策一式の準備
- BCP対策を適切な規模、方式で実現することにより、目に見えにくいBCP対策投資の最適化を実現
ご相談・ご質問等、
お気軽にお問い合わせください。